集計方法

分布の特徴の把握

  • 左右対称の山か? どちらかの裾が長いか?
  • 散らばりはどの程度か?
  • ひと山か? 2つの山がみられる場合は、異なる集団の観測値が混在している可能性がある。

◆クロス集計  ・・・質的データはこれを用いる。複数の項目を組み合せて集計する方法をクロス集計という。

 

クロス集計の割合の計算方法は3種類ある。

  • 全体を100%とする方法
  • 横の和(行和)を100%とする方法
  • 縦の和(列和)を100%とする方法

                表頭項目

 

  した しなかった
             男性 20,907 19,991
  女性 13,939 20,755

    表側項目


 

◆クロス集計表 ・・・ 質的変数同士の関係を考える場合は、クロス集計表を用いる。

 

<大学生の住まい>

下宿
自宅
 男 110

214


30
290


◆散布図 ・・・ 量的変数で主にnが小さい場合に必須の手法。

 


◆層別散布図 ・・・ 量的変数であるグループ(層)の情報が得られる場合は、層別に散布図を作成することがある。

例)むし歯のある生徒の割合を男女別に散布図を作成すると男子に強い相関があることが分かった。

◆度数分布表  ・・・量的データで用いる。














◆2次元度数分布表 ・・・ 量的変数でnが数万単位の大きいデータで有用。

 

<身長と体重>

  150~ 160~ 170~
180~
190~
40~ 1

1

 

 

 

50~ 1 12
17
5
60~

4
9
23
15
70~

2
5
38
38
80~


1
13
23